顔の形や髪質に悩みを抱えていると、どんな髪型が自分に似合うのかわからなくてオシャレを諦めてしまうこともあるでしょう。そんな場合、ミディアムヘアなら様々な悩みを解決し、オシャレが楽しめるうえに自分をかわいく見せることができる可能性が高いです。
そこでこの記事ではそもそもミディアムヘアとはどんな髪型なのか、どのようなアレンジ方法があるのかなどについて解説します。
目次
そもそもミディアムヘアとは??
ミディアムヘアとは大体肩から鎖骨あたりの長さのヘアスタイルのことを言います。
ロングだとかわいらしく甘い感じになってしまい、ショートだとボーイッシュすぎてしまうと感じる人にピッタリ。そこでその中間にあたるミディアムヘアなら甘すぎずボーイッシュすぎない自然なかわいらしさを表現できます。
世間からのイメージも清楚な感じで男性からも女性からも受けが良いので、たくさんの人に愛されるヘアスタイルとなっています。
また、ミディアムヘアはメリットも多いです。
まずアレンジの幅が広く、同じヘアスタイルでもアレンジ次第で印象を大きく変えられます。大幅にイメージを変えるにはやはり美容室へ行く人が多いですが、ミディアムヘアならヘアアイロンの使い方次第でいつもと違う自分を演出することが可能です。癖毛だったとしても癖を活かしやすいので、髪の毛にコンプレックスを持っている人に向いている髪型と言えます。
それに加えてミディアムヘアはショートほどではありませんが、髪の毛が長すぎないことから毎日のお手入れも楽です。
ストレートミディアムなら清楚な雰囲気!
ミディアムヘアの中でも特に手軽にできるのがストレートミディアムです。若々しさ・初々しさを出すことができるので、ミディアムヘアでも特に清楚さを意識したい時に良いでしょう。
スストレートミディアムなら作りこみすぎないため、ナチュラルで親しみやすい雰囲気を出すことができます。したがって、男女問わず誰からも愛される髪型と言えるでしょう。
シンプルなストレートミディアムも良いですが、もちろんアレンジをすることもできます。ウェットヘアにして少し色気を出したり、髪型をアップにして真面目な雰囲気を強調したりとアレンジ方法も簡単です。
また、髪の毛をセットするのに時間がかかってしまうと朝の貴重な時間が減ってしまいますが、ストレートならセットにかかる時間も短いことからあまり時間が無い時にも便利なヘアスタイルと言えるでしょう。
顔型カバーができるふんわりミディアム
ミディアムヘアにパーマをかければ自然な動きが出るので、アクセントも付けやすくなります。ニュアンスを出す程度のパーマからしっかりカールをつけたものまで、さまざまなスタイルがあり、パーマのかけ方次第で雰囲気が変わることから、美容師さんと相談して自分に似合うパーマをかけましょう。
パーマならボリュームを出す位置を調整することで顔の形をカバーできます。したがって顔の形や大きさにコンプレックスを持っている場合はパーマをかけることを考えてみると良いでしょう。
例えば強めのパーマをかければ無造作な感じになり、大人の落ち着いた雰囲気を出すことができます。前髪が短めだと幼い雰囲気になってしまいがちでも無造作ヘアならそんな心配はありません。
それに対して緩めのパーマならかわいらしくて柔らかい雰囲気を演出できます。透明感が出るものの甘すぎないので、どんな年齢・見た目の方でも似合うでしょう。
外ハネミディアムならアクティブな印象に!
ミディアムヘアのデメリットとして、肩に髪の毛が当たるために毛先がはねてしまいやすいというのが挙げられます。そのデメリットを活かしてできる髪型が外ハネミディアムです。
外ハネはアクティブな印象を与えることができます。ミディアムヘアの中でも定番のスタイルであり、アレンジの幅も広いと言えます。
強めにコテを当てて大きく外にはねさせれば、より大人な雰囲気でありながらもボーイッシュさを出すことができます。甘すぎないのでかわいらしい髪型をすることに抵抗がある人でも手軽にできるアレンジです。
また、カッチリして真面目な雰囲気に見られがちな黒髪ストレートでも、少し毛先をはねさせるだけで髪の毛が持つツヤを活かしつつも印象を明るく、柔らかくすることが可能です。
また、ゆるくさまざまな方向に髪の毛をはねさせれば、髪の毛にボリュームを出すことができます。ミディアムヘアは甘すぎないのがメリットではありますが、逆を言えばガーリーな雰囲気を出しにくいと言えるでしょう。ただ、このアレンジであればガーリーな雰囲気を出すことができるうえに、アレンジもとても簡単なので手軽にできます。
小顔に見せたいならフェイスラインをカバー
ショートだと顔が大きいのが際立ってしまい、ひたすら髪を伸ばすことで解決しようとする人はすくなくありません。しかし、髪を伸ばすとお手入れが大変になります。もちろん、ミディアムヘア―でも顔が大きいという悩みを解決することは可能なので、なるべく髪は短くしつつも顔の大きさを隠したいというならミディアムヘアが便利と言えます。
まず小顔に見せたいのであれば、顔回りの毛をフェイスラインに沿うようにしましょう。そうするとフェイスラインが隠れるために人から見える顔の面積が小さくなり、顔を小さく見せる効果があります。
さらに小顔効果を期待したいなら顔回りにレイヤーを入れると良いでしょう。レイヤーとは段差という意味であり、髪の毛の表面側を短く、内側を長くカットすることで髪の毛の厚みを減らすテクニックのことを指します。これを活用すれば毛先にボリュームを出しやすいものの軽い印象となるので、自然に小顔に見えるようになります。
また、小顔に見せるには顔の比率が大切です。顔が大きい場合、髪の毛で顔を隠して顔の長さにおける縦:横の比率を3:2にすることを意識してヘアスタイルを決めればバランスが良くなり、顔が小さく見えます。
ただ髪の毛で輪郭を隠すだけではバランスが悪く小顔を意識しすぎているように見えてしまう可能性もあります。そうならないように丸顔や面長など自分の輪郭を理解し、輪郭の比率が3:2になるように工夫をしましょう。
丸顔が悩みなら縦ラインを強調する
丸顔だと顔の長さの縦と横の比率がほぼ同じなので縦ラインを強調することで3:2という黄金比率に近づけるでしょう。したがって、丸顔の場合はトップにボリュームを出して縦ラインを強調して、サイドはボリュームを控えめにすることで小顔効果が期待できます。
また、前髪を全部下ろすのではなく分け目を作ったり、全部下ろすにしても薄めにしたりすることで隙間を作り、おでこが見えるようにするのも良いでしょう。そうすることで、より縦ラインを強調できます。
もちろん、これをベースにヘアアレンジをすることでオシャレをより楽しむことも可能です。
丸顔の人が取り入れやすいヘアスタイルとして毛先を軽くカールさせたヘアスタイルが挙げられます。毛先に動きを付けることでオシャレ感を出すだけで、大人な雰囲気を出すことができます。この際に注意するのが顔の横の髪の毛にはカールをかけないことです。顔の横の髪の毛にカールをかけてしまうと縦長感だけでなく横長感も強調されるのでさらに顔が大きく見えてしまいます。そのため、基本的に顔の横の髪の毛には多少ワックスなどで遊びを付ける程度にしておきましょう。
また、あえてサイドの髪の毛を耳にかけるのもおすすめです。顔が大きく見えてしまうと勘違いする人もいるでしょうが、サイドのボリュームが減ることと縦長感が強調されていることから顔の横幅はあまり目立ちません。オシャレに好みのピアスを付ける人も多いでしょう。この髪型ならピアスも見えるのでオシャレ度も上がります。
面長をカバーしたいなら前髪を作ろう
面長な人の場合は丸顔の人とは逆に顔の縦の長さを減らし、横に広さを出すことが小顔効果に繋がります。そうするためには基本的に前髪を作って顔の縦幅を少なくし、サイドにボリュームを出して横のラインを強調すると良いでしょう。この際にトップにボリュームを出しすぎると面長感が強調されてしまいます。したがって、トップの高さは控えめにしましょう。
また、前髪に関しては7:3分けにするのがおすすめです。面長な場合、顔の周りがひし形になるシルエットがきれいに見えるとよく言われています。サイドにボリューム感を持たせ、首のあたりでウェーブをかけるときれいなひし形シルエットができあがりますが、この髪型で前髪を分けずに下ろすとバランスが悪いです。そこで7:3分けにすれば、前髪がサイドに流れることでバランスの良い見た目になります。
そんな面長な方におすすめの髪型がサイドの髪の毛を耳にかけ、ふわっとボリュームを出した髪型です。サイドにボリュームを出すことができるので面長感を解消できるうえに、この髪型もピアスをチラ見せできることからオシャレ度をアピールできます。耳にサイドの髪の毛をかけるヘアスタイルは落ち着いた雰囲気を出せるため、プライベートはもちろん仕事がデキる女性らしい見た目にしたい時にもおすすめです。
また、毛先に強めのシークレットパーマをかけると軽くセットするだけできれいなひし形シルエットができあがるので、セットに時間をかけたくない方はシークレットパーマをかけると良いでしょう。
ダークカラーで前髪を流せば大人の雰囲気
大人のしっとりとした雰囲気を出したいのであれば、黒などダークカラーにすると良いでしょう。ダークカラーなら髪の毛を染める際に基本的にブリーチをする必要が無いので髪の毛への負担も少なくお手入れも快適です。
ダークカラーは落ち着いた雰囲気を出すことができるものの、ヘアスタイルによっては堅苦しい印象になってしまうこともあります。そのため、毛先に少し動きを出すことで柔らかい印象にすると良いでしょう。
ダークカラーにすることで大人の雰囲気を出したいのであれば、前髪無しもしくは前髪を斜めに流すのがおすすめです。特に前髪が目にかかるように流すと大人の女性が持つ色気を最大限に引き出せるうえに華やかさも増すので、大人っぽさをアピールできます。
また、ダークカラーの場合はヘアジェルを使って濡れ髪にするとさらに大人な雰囲気を出せます。少な目の量を手に取って髪の毛の中間くらいから毛先にヘアジェルを付けるだけで簡単に濡れ髪ができるのでおすすめです。
ただ,ヘアジェルを使う際に髪の毛にホコリが付いていると濡れ髪にしても見た目が悪くなってしまうため、しっかり髪の毛をとかして髪の毛のホコリを取ってからヘアジェルを付けましょう。
ツヤを出したいならヘアケア用品に頼ろう
髪の毛にツヤを出したい場合は毛先に重みを置くのが良いです。トップから毛先まで全体的にボリュームを出そうとすると髪の毛がバサバサして見えてしまいます。そのため、ツヤ感を重視したいのであれば髪の毛の中間あたりまでをストレートにして、毛先にボリュームを出すことで髪の毛のツヤを際立たせましょう。
また髪の毛のツヤを出すには日頃のケアが大切です。そこで、髪の毛にツヤが無い状態なのであればヘアオイルを使うと良いでしょう。ヘアオイルは髪の毛に塗ることで髪の毛を保湿し、ツヤを出してパサつきを抑えてくれる髪の毛専用のオイルのことを言います。本来髪の毛を保護するものですが、使い方次第でヘアアレンジアイテムにもなるので活用しましょう。
ヘアオイルの使い方に関しては、髪の毛をセットする時にワックスとヘアオイルを2:1くらいの比率で混ぜたものを塗るだけです。これだけで、ツヤのあるヘアスタイルができあがります。
また日頃のケアとして、ドライヤーやヘアアイロンを使う前にヘアオイルを塗って髪の毛を保湿するのも良いでしょう。
ツヤ髪を目指すならシャンプー選びも大切です。アミノ酸系シャンプーは髪の毛の表面にツヤを出してくれることから、なるべくアミノ酸系を選ぶと良いでしょう。
また、シャンプーは大きく分けるとシリコン系とノンシリコン系の2種類に分けることができます。シリコン系は髪の毛に負担がかかるものの、比較的価格が安くて手軽に髪の毛にツヤが出やすいというメリットがあるのに対し、ノンシリコン系は髪の毛がバサバサしてしまうものの髪の毛へのダメージが少ないというメリットがあり一長一短です。
そこで近年ではノンシリコン系でありながらアミノ酸を配合することで髪の毛へのダメージを軽減しつつも髪の毛のツヤも出せるシャンプーが増えてきています。このようなシャンプーを選んでツヤのある髪の毛を目指しましょう。
プロ用シャンプーでツヤ髪を目指そう!
ミディアムヘアはヘアアレンジの幅が広いですが、さまざまなヘアスタイルに挑戦するのであれば、まず髪の毛が健康で無ければいけません。髪の毛が健康な状態を維持するには日頃のヘアケアが大切です。
一般的な市販のシャンプーだと髪の毛にツヤを出すことはできるものの、たくさんの人を対象としているために様々な成分が入っており、髪の毛が傷んでしまう可能性もあります。したがって、ツヤ髪に憧れているなら成分が厳選されたプロ用のシャンプーを使い、髪の毛にツヤを出しつつも髪の毛をケアもしっかり行うことが大切です。
ZOCCではプロ用オリジナルシャンプーを販売しており、インターネットで手軽にプロ用シャンプーを購入することができます。ZOCCのシャンプーを使ってきれいなツヤ髪を目指しましょう。
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