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君はロボットじゃない

 

ある日君は、自分の尊敬する人に、

 

ロッボットレストランに、

 

似ていると言われていた。

 

 

ロボットレストラン

 

 

そんな、彼女に僕は泣きながら、

 

言いました。

 

 

「 君は、ロボットなんかじゃない。

 

ちゃんとした、人間なんだよ。」

 

 

彼女もなぜか泣いていました。

 

そして、僕に言いました。

 

「 加藤さん、実は、私、、、、。」

 

 

溢れでる涙をこらえ、

 

彼女は言いました。

 

 

「 私は、本当は人間の心をもった、

 

ロボットなんです。  」

 

 

僕は、衝撃的な事実を知り、

 

戸惑いながらも、

 

彼女に言いました。

 

 

「 世の中に、人間の形をもった、

 

人の心をもたない、

 

人間は、たくさんいる。

 

でも、君は人間より、人間らしい、

 

思いやりのある、

 

心を僕は知っている。

 

そんな、君のどこが、

 

ロボットなんだ。

 

心が、大事なんだよ。

 

もう一度、言うよ、

 

君はロボットなんかじゃない、

 

ちゃんとした、人間なんだ。」

 

僕達は、真冬の夜風にあたりながら、

 

 

泣きながら、表参道の交差点の、

 

真ん中で抱きしめあった。

 

まさに、それは、誰がみても

 

人間にしかみえない、抱擁だった。